駅からはじまる “エコ” な移動手段。シェアサイクルのOpenStreetがJR東日本と提携

ソフトバンクとヤフー傘下のZコーポレーションが出資するOpenStreet(オープンストリート)株式会社が、2021年5月10日、東日本旅客鉄道株式会社との資本業務提携を発表しました。

両社は、OpenStreetが運営する国内最大級(全国約200の市区町村で3,600以上のステーションを展開)のシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を活用し、まちの中心である駅や駅ビルと地域間を結ぶ移動機能を拡充させて、移動の利便性の向上を目指すとしました。

CO2排出量の削減に配慮した、鉄道を中心とするエコフレンドリーな生活圏

JR東日本とOpenStreetの強みを掛け合わせ、駅と地域間の移動機能を拡充

今回の提携の主な協業内容は次の二つ。

  1. JR東日本グループの駅ビルなどへのシェアサイクルステーション拠点の拡充
  2. JR東日本グループのポイントサービス「JRE POINT」とシェアサイクルを連携した多様なサービスの展開

今後は、鉄道を中心とする交通手段とシェアサイクルを連携することで、駅と地域間の移動機能を拡充し、街の回遊性向上につなげていく予定です。

JR東日本とOpenStreetが提携し、駅と地域間の移動機能を拡充します

CO2排出量の削減に配慮した、鉄道を中心とするエコフレンドリーな生活圏
CO2排出量の削減に配慮した、鉄道を中心とするエコフレンドリーな生活圏

駅に設置予定のシェアサイクルスタンド。バッテリーチャージもカンタン

今回の提携について、OpenStreet 執行役員COOの 林亮氏は「CO2排出量の削減への配慮から、移動手段に鉄道などの公共交通機関や自転車を選ぶ傾向が見られます。今回の提携によって両社が協業し、JR東日本管内の複数の駅および駅周辺施設に合計で数百台規模の『HELLO CYCLING』のステーションを設置予定。目的地までの便利な移動手段を提供することで、よりエコで便利な生活のシームレス化を目指します」とコメントしました。

 

https://www.softbank.jp/sbnews/entry/20210514_01