ろまんちっく村にハンドメイド品の無人販売店 直接手に取りスマホで決済

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新型コロナウイルス禍で雑貨などのハンドメイド作品の販売機会が減った個人作家を応援しようと、栃木県宇都宮市新里町の道の駅うつのみやろまんちっく村に11月3日、商品選びから決済までを全てスマートフォンで行う「スマートストア」がオープンする。作品を直接手に取って購入品を選ぶことができる一方、接客や会計をする店員のいない非接触型の無人店舗となる。  開設するのは「スマートde愛ショップ」。同道の駅を運営するファーマーズ・フォレスト(宇都宮市新里町、松本謙(まつもとゆずる)社長)がスペース提供と決済業務の代行を担う。また、同道の駅でハンドメイド品の販売イベントなどを企画するSeeders(シーダーズ、宇都宮市陽東6丁目、下田典子(しもだのりこ)社長)が店舗運営し、NTT東日本栃木支店(宇都宮市東宿郷4丁目、小林博文(こばやしひろふみ)支店長)が情報通信技術(ICT)サービスを提供。3社が連携して出店する。  同店は、作家が出品したオリジナル作品を並べる。来店者はスマホに取り込んだ専用のアプリを使う。購入したい商品のバーコードをアプリで読み込み、購入ボタンを押すと登録した支払い方法で即決済される仕組み。商品はそのまま持ち帰ることができる。  シーダーズによると、コロナ禍で個人作家は作品に触れてもらうイベントなどが減少。ネット販売は手数料が負担という。スマートストアは商品を直接確認できる上、販売コストを抑えられることなどもメリットで、店内の様子は防犯カメラなどで確認する。  3社は運営の結果を踏まえ、同様の店舗の複数展開も視野に入れる。今回活用するアプリは今後、周辺観光施設を紹介する別のアプリとも連携させ、新たな観光需要の創出や地域消費の拡大に向けた仕組みづくりも進める考えだ。

 

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